日曜日の楽しみだったこと。
こんばんは、もち太郎です。
今日は日曜日。通り雨に降られながら、昔のことを思い出していました。
嘗ての僕は本の虫で、よく市の図書館に通っていました。
学校の図書室にある本では飽き足らず、毎月小学校に来る移動図書館で本を借りたり、隣町の図書館にも足を運んでみたり。
通常、図書館の本は2週間は借りられるのですが、1週間で読み終えてすぐに次の本を借りるので、毎週毎週通っていたっけ。
特に日曜日の午後は、よく母親に連れられて、弟と一緒に図書館に行っていました。
日曜日の一日のスケジュールは大体こんな感じです。
午前中はアニメの『金色のガッシュ』を見てから、お昼までに勉強を済ませる。
お昼ご飯を食べたら図書館に行って本を借りる。買い物やお出掛けをする。
夕方家に帰ってきたら、晩ご飯まで借りてきた本を読む。
夕食後、『サザエさん』を見たり、また本を読み始める。
午前中しか勉強してませんね(笑)
僕の小学校時代は、こんな日曜日を過ごしていました。
図書館の静かな雰囲気が好きで、明日が月曜日だと思うと憂鬱でありながらも、本に囲まれて過ごす時間が大切でした。
僕の住んでいる市の図書館は、窓が少なく、昼間でも少し薄暗いところでした。
大人向けの難しい本が並ぶ書架などは、棚自体も大きく、分厚い本に囲まれて、閉塞感もありました。絵本の読み聞かせや、映画の鑑賞会といったイベントの時しか使わない小ホールは、いつも扉が閉ざされていて。通路の奥は真っ暗な謎のスペースもあったかな。
児童書のコーナーで本を選んだあとは、それらの子供が立ち入らない空間を探索するのも密かな楽しみでした。
こないだ改めて図書館に行ってみると、背が高いと思っていた書架はそれほどでもなく、薄暗い空間も、以前の不気味さはありませんでした。
それだけ自分が大人になったということでしょうが、あの時のワクワク感が失われたような気がして、少し寂しさもあります。
もう母親に連れられて親子3人で図書館に行くことも、児童書を読み漁ることもないでしょうが、小学校時代のあの日曜日の楽しみは、今も忘れられません。
では、またね~。