【昼メシの流儀】新たなお店を開拓した。【定食屋】
こんばんは、もち太郎です。
今日は半日勤務でした。ええ、世間はこんな状況ですが、僕の職場はそんなこと関係ありません。
今日も今日とて、お仕事三昧というわけ。
朝ごはんを食べそこなったので、14時頃まで飲まず食わずで過ごし、退社。
今日は雨風が酷かったので駅の中にあるお店で済ませようと思いましたが、折角なので少し遠回りして新たな行きつけのお店を開拓することにしました。
というのも、南千住にあった『やよい軒』は既に潰れてしまったのです(過去記事参照)。
新たなやよい軒を探しても良いけど、違う定食屋を探してみたい。そんな風に考えながらバスに乗っていると。
「そういや、浅草に新しいお店ができたんだっけ」
つい先日、バスの窓から見えた、見掛けないお店の看板。
うどん屋さんの後に出来た飲食店。確か定食屋だった気がする。
バスに揺られること30分。僕は自分の記憶と直感を信じ、浅草駅前で下車しました。
そして目的地に到着すると…ありました。
「炭火焼干物定食 しんぱち食堂」
やっぱり定食屋です。値段もお手頃。
店先の食品サンプルは、魚料理がメインの様ですが、肉料理も少しあります。
そうそう、こういう小奇麗な定食屋さんに来てみたかったんだよ。
コロナ対策のためか、入り口の引き戸は開け放してあります。
いざ、入店…
このご時世、外出自粛をみんなきっちり守っているのか、店内に客の姿は殆ど見えません。僕の他にはテーブル席でご飯を食べるおじさんと、カウンター席に座った青年の二人だけ。
店員は奥の厨房で忙しなく動いており、こちらに出てくる気配はありません。
取り敢えず座ってコートをたたみ、メニューに目を通そうとすると。
な、なんと…
お品書きはなく、タブレットが置いてあるではありませんか…!
まりえさんとよく行っていた(別れた訳ではない、コロナで行かなくなっただけ)ガストでも採用されていた、タッチパネルでの注文方式のようです。
なるほど、店員を呼ばなくても注文できるって訳だ。
此方の方が注文の聞き間違いも防げるし、効率的ですね。
タブレットを操作してメニューに目を通します。
店先の食品サンプルでも分かりましたが、やはり魚料理のバリエーションが豊富です。
肉料理は生姜焼きくらい。
サバ味噌を食べたかったのですが、売り切れの様でした。
うーむ。。。
これがやよい軒なら、迷わず生姜焼き定食を注文するところ。
しかしこれだけ魚料理を推しているなら、やはり魚を食べたい…
イワシはあまり食べないし、サンマは家でしか食べない主義だし、サバ味噌は売り切れ。
となるとサーモン系か。
よし、サーモンの西京焼きに決定だ…!
タッチパネルを操作して、注文確定。
どうせ食べるなら、とご飯は大盛りにしてやりました。
そして待つこと数分。
お目当ての定食が現れました。
これこれ。こういう綺麗な食器だと、見栄えも良くて、より食欲を掻き立てられます。
こういう和食系のお店だと、ご飯とおかずに隠れて控えめになりがちですが、お味噌汁のお椀がデカい。そして量もたっぷり。
お新香は…正直サンプルの漬物の方が美味しそうだったな。
時期によって漬物の種類が違うんですかね。
それはさておき、まずはサーモンに箸を伸ばします。
厚めのサーモンのほろほろ感が、口の中で蕩けます。
熱過ぎず冷め過ぎない、絶妙な温度。箸を入れるとすんなり身が崩れて、骨もないので食べやすいです。
続けて、大根おろしに醤油をかけ、それをサーモンに乗せます。
銀鮭も良いですが、サーモンの西京焼きはもっと良い。
味付けが濃くないので、大根おろしを適度に乗せて、ご飯と一緒に頬張ると幸せな気分になります。
ご飯も炊き立てでほかほかです。噛むと米の甘さが溢れてきます。
あー、この米の粘り気。きっといいお米を使っているな(名推理)
お味噌汁の具は、ワカメと油揚げ。シンプルだけど好きな組み合わせ。
豚汁や具だくさんの味噌汁も良いけど、こういうシンプルな具材も良いよなあ。
”良い魚料理は皮まで美味しい”、昔そんな言葉を聞いたことがあるような気がするのですが、今ならその言葉の意味が分かる気がします。
このサーモン、皮まで食べられます。残すなんて勿体無い。
結局米一粒残さず、味噌汁の最後の一滴まで飲み干して完食しました。
ああ、美味しかった。
やよい軒を失って寂しかったのですが、新たな定食屋が見つかって大満足です。
普段肉料理を食べることの多い僕ですが、このお店では魚料理をメインで食べたいです。
どうやら都内でチェーン展開しているお店のようなので、皆さんもコロナが終息したら食べてみて下さい。
では、またね~。