【ライティング】クラウドワークスの案件、継続中。【途中経過】
こんばんは、もち太郎です。
数日前に紹介したクラウドワークスのライティング案件ですが、順調に進んでおります。
とあるアニメ映画のネタバレ記事作成案件です。
2000文字以上で、記事を5本納品。最低でも週2本納品すればOK。
手練れのライターさんやクラウドワーカーさんなら、楽勝じゃんって思うでしょ?
ましてや、自分の得意なジャンルなら尚更書けるじゃんって思うでしょ?
僕もそう思いました。
ところがどっこい、そう上手くはいかないのです。
前回の記事でも書いたように、僕は初っ端からミスをやらかしました。
要求されているのはネタバレ記事なのに、レビュー記事を仕上げてドヤ顔で提出するという痛恨のミス。
「この映画は何度も見たし、ザッとあらすじ書いて、俺様の渾身のネタバレ(※私見入りまくり)をかましてやれば2000文字とか余裕だわw」
「週2本納品?余裕余裕、何なら1日2本納品してやるよ!」
そんな軽い気持ちで納品したら、速攻でダメ出しメールが来ました。
そこで初めて、自分が求められているネタバレ記事とは何たるか、気づかされたのでした。
物語の結末や核心に触れていればネタバレ記事として成立する。それは大きな間違いでした。
筆者の私見や余談は一切不要。徹頭徹尾、映画のストーリーを書き続ける。それこそが今回の仕事で求められているポイントだったのです。
無論、普段ネタバレ記事を日常的に書いているライターさんならこの程度は常識かもしれません。しかし、初めてこの案件に触れた僕にとっては、衝撃的な出来事でした。
何しろ僕は、今まで自分の意見を交えた文章しか書いたことがありません。
小説にしろ、作文にしろ、レポートにしろ。
指定された題材をもとに、自分の考えや発見を好きなように書き綴る。
僕が好きな「文章を書く」という行為は、飽くまでも自己表現・自己主張の為の手段でした。
それを今回の仕事では封印しなければいけません。
言うなれば自分を抑え込み、自分を殺し、ひたすら黒子に徹しなければならないでのです。
ある意味僕にとっては、死と同じくらい苦痛な作業といえます。
それでも何とか、現在は3本の記事を納品しています。
苦痛な作業でもどうにか継続できているのは、好きな作品の仕事だからでしょうか。
幸い、僕が今回挑んでいる仕事は、自分が見たことのある映画の記事執筆です。
ストーリーも最初から最後まで頭に入っています。
自分の意見を交えないように気を付けながら、頭の中でストーリーを思い描き、文字にしていく。これなら何とか続けられそうです。
決められた書き方に従うように気を付けているお蔭で、記事の構成について指摘されることはなくなりました。
ただ、未だに難しい言い回しは簡単な言葉に言い換えるよう、注意されてしまいます。
「訝しみながら」→「怪しみながら」、「肝要」→「重要」「大切」と言った具合です。
これくらい分かるのでは?と思いましたが、記事の閲覧対象が小中学生であることを考えると、子供でも分かるように書かなければいけないのも当然です。
いや~、なまじ語彙力があるのもつらいですね。自分の感性に従って書くと、難しい語句が次々に溢れてしまいます(笑)
今回の案件で分かったことは、
- 主観で書くのは「レビュー」、客観で書くのは「ネタバレ」
- 記事の読者層を意識する
- 誰が読んでも分かるように、難しい言い回しは避ける
といったことですね。
あとは僕が気を付けることとしては、文章を要約できないところでしょうか。
というのも、主観は入れないように意識しているにもかかわらず、ストーリーを事細かに描写し過ぎて2000文字を大幅にオーバーしてしまっているのです。
この辺は強過ぎる作品愛ゆえの悩みですね。
最初に納品した記事以外の2本は、2000文字どころか5000文字を超えてしまっています。しかも、納品する度に文字数が増えています。
今回の案件のクライアントさんはそれでもOKしてくださりましたが、なるべく文字数を短くし、内容を要約できるようにならないと厳しいです。
あと2本、きっちり仕上げるぞ。
では、またね~。