【おススメの漫画】読むとお腹が空いてくる!?”あの”国民的アニメのスピンオフ【グルメ漫画】
こんにちは、もち太郎です。
今日は僕の好きな漫画を紹介したいと思います。
どんな漫画かって?さて、何でしょう…
ヒントは、「グルメ漫画」「主人公はサラリーマン」「某国民的アニメのスピンオフ」。
この三つで、察しが良い人は気づいたかもしれません。
そう、僕が紹介したい作品はこれ、
「野原ひろし 昼メシの流儀」です!!
今回は最新刊をもとに紹介していきたいと思います。
そのうち1巻~5巻もレビューといった形で紹介します(*^_^*)
昼メシの流儀って、そもそもどんな漫画なの?
『野原ひろし 昼メシの流儀』とは、その名の通りひろしが昼ごはんを楽しむのがメインの漫画です。『クレヨンしんちゃん』の主人公である野原しんのすけの父親・野原ひろし(35歳)。彼が本作の主人公です。といっても、しんちゃんの様に下ネタで笑いを取ったり、周囲の人を振り回す訳ではありません。多忙を極める敏腕サラリーマンの彼が、勤務中唯一心を休めることが出来るランチタイム。その細やかな時間に、美味しいものを食べて鋭気を養う。毎回のストーリー展開はこんな感じです。
- 起→午前の仕事終わり。今日は何を食べようかなあ
- 承→○○の店かあ。よし此処に決定だ
- 転→おお、メニューで見るより美味そうだ
- 結→美味しかった~。さあ、午後も頑張るぞ
1話あたり16ページという制約の中で、上記の起承転結のストーリーラインに沿ってひろしがランチタイムを楽しみます。
どうです、美味しそうでしょう。こんなに美味しそうなイラストが毎回楽しめるんだぜ!
一人でご飯を食べるという性質上、どうしても独り言が増えてしまう不自然さはあるのですが、美味しそうに昼飯を楽しむひろしの前では、些末な問題に過ぎません(笑)
時々後輩の川口と一緒にご飯を食べることもあるのですが、個人的には川口が出てくる回は大体面白い印象。
どんな人におススメなの?
この漫画をおススメしたい読者層は、
主にこの3パターンでしょうか。
原作の『クレしん』ファンなら、しんちゃんじゃなくて敢えての父ちゃんが主役!?といった観点から楽しめると思います。普段劇中で描かれるひろしは、「足が臭い」「スケベ」「みさえの尻に敷かれてる」「時々良いことを言う」という、主役である息子を引き立てるポジションに収まっています(映画だと家長として、メチャクチャかっこいいシーンもあるけど)。
そんなひろしが普段、どんな仕事をしていて、どんなものを食べているのか。
ファンなら一度は疑問に思うであろう要素を、グルメ漫画という形で昇華させる。
その着眼点や発想に脱帽です。
本作には、しんちゃんやみさえは殆ど出てきません。出ても手足だけだったりシルエットだったりで、全体像は見せません。
純粋にひろしを主役として、ひろしの昼飯ライフだけを楽しめます。
グルメ漫画ファンなら、ひろしがランチに食べるメニューを見て楽しむことが出来ます。「え、こんな料理があるの!?」とか「昼からこんな良いモノ食べてるの!?」とか。ひろしの食べっぷりには食欲をそそられますし、食べたことが無い料理を見ると、試しに自分も食べたくなること間違いなしです。かくいう僕もひろしに影響されて、コロッケそばを食べるようになりました(笑)
そのことに少しだけ触れた記事がコチラです↓
働くサラリーマンなら、ひろしの気持ちが痛い程分かることでしょう。特に家庭を持っていれば、尚更です。愛する妻や子供達の為に、身を削って働く。その合間に訪れる、束の間の休息。愛妻弁当も良いけど、美味い物を食べて自分にご褒美をあげたくなりますよね。
ひろしも正にそんな心境なのでしょう。最高のランチタイムを演出するために、一切妥協しません。家族の為、会社の為に戦う企業戦士のひろしが、この時だけは自分の為に食べるのです。
そう思うと、グッとくるものがあります。
登場人物は?
今作の登場人物を簡単にまとめると、以下の様になります。
野原 ひろし
今作の主人公。双葉商事第1営業課係長。
愛する妻と2人の子を持つ、平凡なサラリーマン。
今作では妙に食通で、多様な食べ物に対する知識と情熱を持っています。
川口
ひろしの後輩。たまーに出て来て、ひろしと一緒に昼飯を楽しむ。
仕事でミスをしたり、ひろしに説教されたり、話のきっかけになることも少なくない。
遥
女子大生。本作オリジナルキャラクター。
1巻で初登場して以降、毎巻1話は必ずひろしと絡むエピソードがある。
準レギュラーといっても過言ではない。
しんちゃん・みさえ・ひまわり
ひろしの愛する家族。今作では台詞こそあるものの、手足が写るだけだったり遠目からのシルエットだったり、中々顔を見せない。徹底的に脇役に回っている。
一番の見所は、本作オリジナルキャラの遥ちゃんでしょう。
これは原作『クレヨンしんちゃん』にはない、『昼メシの流儀』だけの魅力です。
毎回遥ちゃんのバイト先に、偶然ひろしが訪れる為、ひろしが自分を狙っていると思い込んでいる妄想癖の強い女の子です。
勿論ひろしは彼女に全く興味が無く、ランチを楽しんでいるだけなのですが。
彼女とひろしの絡みも、毎回楽しいものです。
時々双葉商事の課長や同僚の草加 ユミといったコアなメンバーも登場するのですが、野原一家は殆ど出てきません。
野原家の家長としてのひろしより、双葉商事の係長としてのひろしを描くといった、作者の拘りが強いのでしょう。
アニメ化はあるの…?
この作品、凄く面白いのですが、未だにアニメ化の話は出ていません。
1話1話が短いですからね。映像化すると、そんなに話を引き延ばせないし、5分間アニメとして流すのが妥当でしょう。
掲載誌のまんがタウンの稼ぎ頭だそうなので、是非ともアニメ化して欲しいところです。
まとめ
いかがでしたか?
国民的アニメの主人公の父親×グルメ漫画=飯テロスピンオフ。有名タイトルとグルメ漫画が織り成すケミストリー。異色の組み合わせが生み出した、最高の作品。
それがこの、『昼メシの流儀』なのです!
興味が湧いた方、読んでみたい!と思った方は、電子書籍サイト『eBookJapan』
で読むことが出来るので、是非登録してみて下さい!
では、またね~。