前向きマインド。
こんばんは、もち太郎です。
今日もまりえさんに会ってきました。
まりえさんの体調が芳しくない為、2時間だけのデートでしたが。
やはり彼女は、今お会いしている男性と結婚すべきか否か、悩んでおりました。
周囲の声は、彼女を結婚へと持っていきたいようですが、彼女自身はどうしても踏ん切りがつかない様子。
確かに良い人ではあるし、相手のご家族も結婚には賛成してくれているそうです。
「でも…なあ…」と首を傾げる彼女を見て、僕は用意していた手紙を渡しました。
彼女に手紙を渡すのは3回目です。
彼女の誕生日であるとか、出会って1年経った時とか、節目の時に渡してきた手紙。
今回は一応、出会って1年半経った記念という名目で渡しました。
内容は…結婚をはじめ、まりえさんに対して、僕が思っていることを書き綴ってあります。
今まで通勤途中や休みの日など、まりえさんにプロポーズする自分を想像し、色んな言葉を考えていました。しかし、いざプロポーズするとなると、頭が真っ白になったり、周りが騒がしかったりで言い出せませんでした。情けないですけど。
そもそも最近のデートでは、あまりあちこちに出歩かず、ショッピングモールやファミレスで落ち着いてお話しする、というパターンが多いです。
ネットで調べると、「ファミレスでプロポーズはダサい、萎える」などのマイナスな意見が並んでおり、中々プロポーズするシチュエーションを作れずにいました。
そこで考えたのが、手紙で思いを伝える方法です。
文面なら自分の想いをありのままに書けますし、文章を書くのは僕の得意分野です。
尚且つ、言葉に出すよりも、文字として伝えたいことを残せます。
口説き文句を考え、言葉で伝える人が多いと思いますし、手紙でのプロポーズはインパクトを残せると思ったのです。
昔は文章を書くのが大の苦手だったんだけどなあ。
小学生の頃、亡き祖母に頻繁に作文を書かされたのがつらくて。嫌で嫌で、作文の原稿用紙を見るだけで目が回った。
でもその経験があったから、中学生の頃には地区の読書感想文コンクールで優良賞を貰えたし、作文や文章を書くのが寧ろ好きになった。
大学のレポート課題や卒論も、書くのが楽しくてたまらなかった。
今回好きな人に手紙を書くのも、緊張したけど凄く楽しくて、書き始めたら止まらなくなって。買ってきたレターセットの便箋が6枚しかなかったからその枚数で収めたけど、10枚は書けてたかもしれない。
おばあちゃんのお蔭で、好きな人に思いを伝えられました。
「帰ったら読んでほしい」と伝え、最後に手紙を渡して今日は別れました。
その日の夜のLINEでは、「手紙の返事はよく考えてからしたい」とのことでした。
これから先、どう転ぶのだろう。
まあどう転んだとしても、伝えたいことは全部伝えました。
後は返事を待つだけです。
緊張するし、不安だし、もし受け入れられなかったらつらいけれど。
どんな展開になっても前を向いてやるさ。
もしプロポーズが受理されたら、【僕が5歳上の彼女と交際出来たワケ】って記事が書けるし、
もし受理されなければ【失恋した時の立ち直り方】って記事が書ける。
転んでも只では起きない。
全部糧にしてやるさ。
でも出来る事なら、まりえさんと結ばれたいなあ。
じいちゃんばあちゃん、力を貸して下さい。