もち太郎の副業ブログ

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京都アニメーションの火災で思うこと。

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京都アニメーションのアニメ作品

headlines.yahoo.co.jp


【中継】「京アニ放火」一夜明けた現場の最新情報(19/07/19)

 

7月18日、京都アニメーションの第1スタジオが放火されました。

死者は33名と発表され、平成以降の火災事件としては、最悪の事態となりました。

僕がこの放火事件を最初に知ったのは、18日の午後19時前でした。

18日はたまたま夜勤だったので、夜勤中に何気なくスマートフォンを弄っている時に、事件を知りました。

その時は詳しく記事を見る余裕がなく、まさかここまで重大な事件になるとは思ってもいませんでした。

 

僕は大学時代、東京の郊外で一人暮らしをしていました。

それまでアニメと言うと、『ドラえもん』『名探偵コナン』『あたしンち』など、所謂”国民的アニメ”や”ファミリー向けアニメ”しか見たことがなかったので、一人暮らしを機に、”おたく系”、”深夜アニメ”といわれるジャンルを見るのが夢でした。

そして一人でアパートの一室に住み、深夜アニメを見始めて…京都アニメーションの作品に出会いました。

初めて見た京都アニメーション作品は、『中二病でも恋がしたい』でした。

キャラデザが可愛かったのと、風景が凄く綺麗で、物語の世界観に引き込まれました。

続いて、2013年1月。『たまこまーけっと』を見ました。主人公・北白川たまこのデザインが、当時気になっていた女の子にそっくりで、たまこ目当てで見始めたのを覚えています。

 

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当時、通学途中よく見かける女の子にそっくりでした。

元々日常系のほのぼのとしたアニメが好きだったこともあり、ストーリーにもすぐにハマりました。

何が一番感動したかと言ったら、たまこの父親と、たまこの幼馴染の父親のキャスティングです。それぞれ、藤原啓治氏(野原ひろし)と立木文彦氏(ウォッカ)だったのです。この二人の掛け合いが見られる、聞ける。それだけで見るのが楽しくなったものです

あと、この作品は何と言っても、お餅が食べたくなります。

冬や春に帰省すると、お餅をわざわざ用意して貰って、海苔を巻いて醤油を付けて食べていました。

 

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作品を彩る、個性豊かなキャラクター達

 

3ヶ月、楽しく『たまこまーけっと』を視聴しました。

映画はまだ見ていないけど、いつか見たい。

そう思ったままいつの間にか社会人になっていて、いつの間にかアニメを見なくなっていて。

 

気が付いたら、今回の事件が起こっていました。

アニメがどうとか、世界中の反応がどうという以前に、一企業に男が押し入り、30余名の死者が出る程の惨事を招いたというのが、恐ろしいです。

偶々、と言ったら語弊がありますが、今回はアニメ制作スタジオが犠牲になったというだけで、他の業界が同じような目に遭っていた可能性もあります。

一人が殺意を実行に移せば、簡単にこのような悲劇を起こせてしまう。

 

この火災が無ければ、これからも作品を作っていたであろうスタッフさんも大勢いたことでしょう。

人気の作品がどんどん世に送り出され、ファンが盛り上がり、”聖地”とされる地元の活性化にも繋がる。

そういった人と人との繋がりのようなものが、未来が、いとも容易く壊されてしまったのが、残念でなりません。

誰かの”悪意”や”殺意”が形になれば、会社に限らず家庭でも学校でもなんでも、他人の未来を奪うことが出来てしまう。

 

もう二度と、このような悲劇が起こらないことを、祈らずにはいられません。